[kouryukan 283] もっとキツネのことをお話しすれば  2000/3/16  中島初女
2000/03/06 19:36
Subject: [kouryukan 283] もっとキツネのことをお話しすれば

杉山さん、立派なキツネは驚くほど近くにいるんです。
またお話ししますね。
キツネの話のついでに去年会ったキツネのことをもっとお話しすれば、最初は出荷の時でした。
真夜中のレタス収穫をしている、投光機の光の中へ、小さなキツネがとことこと姿を現してきました。そして少し離れた所で、こちらの様子を伺って小首をかしげて見ています。
みんな知っているんだけど、驚かさないようにチラッと見ながらチョコンとした小さな鼻やまだ細くて短い尻尾の子キツネを見て可愛くって笑ってしまいます。そのうちに誰かがおやつでもあげようすると慌てて逃げていってしまいます。同じ畑にいる時は毎晩のように様子を見に?来て、可愛い可愛い!
二匹目は姿は見せず声だけ、暗闇に来ただけで何か獣の気配がすご
くして、そのうちに鳴くんですが、何て表現したらいいか分からない声を上げます。威嚇するように鳴くんですが気味が悪い。
もう一匹は家の残飯捨て場で会ったキツネ。真っ昼間で、私たちが白菜の苗を植えてる横に来て、果物の皮かなんか食べてて動かない横着ものでした。もう大人のような感じでしたね。
後、タヌキは土手にせっせと穴掘りです。1メ−トルくらいはチョロいですね−。レタス畑の中でもレタスを泥だらけにして掘ってます。
他には鹿とかリスとか会いますね。熊も私は会ってませんが近所まで餌を探してきていた様です。
こんな山奥は、人間も動物もみんな自然界の一員だっていうのが実感!